海上安全文化の醸成を促すために、安全文化の6つの柱について自分の会社を評価して、改善するための「安全に強い組織づくりのための点検ガイド」を作成しました。また、安全に係る人的要因の理解を広めヒューマンエラー事故防止を図るため、人的要因検討委員会を過去3年間にわたって開催し、ガイドラインを作成しました。(平成19~24年度実施)
活動と報告書
平成24年度の活動
<専門委員会開催>
海技者に求められる人的要因のマネジメントの能力を高めるための情報提供に関する検討を以下のとおり行いました。
- 第1回海上安全の人的要因に関する専門委員会(平成25年2月19日)
- 第2回海上安全の人的要因に関する専門委員会(平成25年3月29日)
平成23年度の活動
<専門委員会開催>
海上安全のための人的要因マネジメントについて、我が国の海運会社と各国の教育機関の取り組みを調査し、マネジメント能力育成のための情報提供を検討する専門委員会を下記のとおり開催しました。
- 第1回海上の安全に係る人的要因等の検討に関する専門委員会(平成23年12月21日)
- 第2回海上の安全に係る人的要因等の検討に関する専門委員会(平成24年2月29日)
- 第3回海上の安全に係る人的要因等の検討に関する専門委員会(平成24年3月28日)
<ヒアリング調査>
外航海運会社の海上職社員に対し、船内及び陸上部門でのマネジメントとリーダーシップの現状とそのための学校教育及び社内教育についてのヒアリング調査を実施しました。
<報告書の作成>
「海技者のマネジメント能力開発に向けて 2011 報告書」 を発行しました。
平成22年度の活動
<専門委員会開催>
- 第1回専門委員会(平成22年8月6日)
- 第2回専門委員会(平成23年2月10日)
- 第3回専門委員会(平成23年3月25日)
<安全評価の質問紙調査>
3内航海運会社8社の従業員に対し、自社と自分の安全マネジメントの実施状況についての評価をアンケート調査により行いました。
<報告書等の作成>
「ヒューマンエラー事故防止の人的要因マネジメント最終報告書2010」
「安全に強い組織づくりのための点検ガイド」
を発行しました。
(「安全に強い組織づくりのための点検ガイド」は、2015年10月現在、無償配布用の在庫が残っています。)
平成21年度の活動
<専門委員会開催>
海上安全のための人的要因マネジメントの評価を普及するために、各種評価法と実施状況の調査と、ガイドライン等について検討する専門委員会を下記のとおり開催しました。
- 第1回専門委員会(平成21年11月4日)
- 第2回専門委員会(平成21年12月2日)
- 第3回専門委員会(平成22年3月25日)
<報告書等の作成>
「ヒューマンエラー事故防止の人的要因マネジメント中間報告書(安全マネジメントの確かな取り組み)2009」 を発行しました。
Guidelines for Safe Navigation
;人的要因の理解を促す外航船員向けガイドライン冊子および解説DVD(英語版)を作成しました。
(「Guidelines for Safe Navigation」冊子は、2015年10月現在、無償配布用の在庫が残っています。)
平成20年度の活動
<専門委員会開催>
海上安全のための人的要因についての理解とヒューマンエラー防止のためのガイドライン等について検討する専門委員会を下記のとおり開催しました。
- 第1回専門委員会(平成20年 9月25日)
- 第2回専門委員会(平成20年11月10日)
- 第3回専門委員会(平成21年 3月16日)
<報告書等の作成>
「海上の安全に係る人的要因等の検討に関する専門委員会報告書」 を発行しました。
安全な航海のためのガイドライン
;人的要因の理解を促す日本人向けガイドライン冊子(日本語版)、ガイドライン解説DVD(日本語版)を作成しました。
(「安全な航海のためのガイドライン」冊子は、2015年10月現在、無償配布用の在庫が残っています。)
平成19年度の活動
<専門委員会開催>
海上の安全に係る人的要因等の検討に関する専門委員会を下記のとおり開催し、人的要因の理解のための新人船員向けガイドラインの骨子を作成しました。
- 第1回専門委員会(平成19年 9月25日)
- 第2回専門委員会(平成19年12月13日)
会社の安全文化の強化

(2015年10月現在、無償配布用の在庫が残っています。)
安全に強い組織づくりのための点検ガイド(PDF)
安全のためのヒューマンエレメント(人的要因)理解の促進

(2015年10月現在、無償配布用の在庫が残っています。)
安全な航海のためのガイドライン(PDF)